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:2009:03/25/06:34 ++ 減感作療法による花粉症根本治療<第37-39回目エキス投与(減感作療法の治療の効果確認)>
37回目久しぶりの看護婦さん①。今までの傾向から浅い場所の注射で筋肉への浸透も少なくあまり痛くないと思ったが意外にも今までで一番の痛み。腫れ具合も今までで一番。濃いエキスを浅い場所に注射すると表面的にアレルギー反応が大きく出るのはわかるが、痛みが酷かったのは何故だろう。消毒液がしみたことによる反応だろうか? 39回目再び看護婦さん①だったので、注射後のアルコール脱脂綿での押えをできるだけ控えてみたところ、ほとんど痛みはなかった。やはり痛みは消毒液の影響っぽい。
風邪が治り減感作療法の治療の効果が確認できる状況になってきた。さて結果は...
注射から1~2日後までは時々酷い鼻炎の症状が表れるが、その後はピタッと止まり花粉症の症状はほとんど見られない。エキス投与の直後は体内に入るスギ花粉成分が過剰(鼻と口から入る花粉+エキス)となるためアレルギー反応が現われるが、時間が経つと体内に入るのはスギ花粉だけとなり減感作療法の効果もあって症状が出ないのではないと思われる。
【エキス投与 第37回目】
◇実施日:2009/3/7
◇エキス濃度:10^-0
◇投与量:0.3mg(維持量)
◇担当:看護婦①
◇注射部位:左上腕部
◇痛み:10分間結構な痛み
◇紅斑:50mm
◇膨疹:3mm
◇他症状:翌々日まで周辺部の酷いはれと痒み
◇治療費:560円(合計15370円)
【エキス投与 第38回目】
◇実施日:2009/3/14
◇エキス濃度:10^-0
◇投与量:0.3mg(維持量)
◇担当:看護婦②
◇注射部位:右上腕部
◇痛み:注射直後軽い筋肉の痙攣、2時間程軽い痛み
◇紅斑:40mm
◇膨疹:5mm
◇他症状:翌々日まで周辺部のはれと痒み
◇治療費:710円(合計16080円)
【エキス投与 第39回目】
◇実施日:2009/3/23
◇エキス濃度:10^-0
◇投与量:0.3mg(維持量)
◇担当:看護婦①
◇注射部位:左上腕部
◇痛み:ほとんどなし
◇紅斑:65mm
◇膨疹:6mm
◇他症状:翌々日まで周辺部の酷いはれと痒み
◇治療費:560円(合計16640円)
みのしまクリニックさんの花粉情報によると、現在スギ花粉の飛散ピーク期間で3月18日の花粉の飛散数はここ5年間で2番目とのこと。そんなピーク期間の症状を昨年(減感作療法治療前)と今年(減感作療法治療中)で比較してみた。
~去年と今年の花粉症の症状比較~
昨年の症状
[薬の使用] シーズン中は飲み薬、目薬、点鼻薬を継続的に使用。
[喉の痛み] 1日中風邪をひいて喉が痛いとき以上の激しい痛み。
[目の痒み] 目は常にショボショボ&ウルウル。痒さに耐え切れず頻繁に目を擦るため目は真っ赤。目の周辺は老人のようにしわしわに。会社でも目の周辺を覆った眼鏡をかけて保護。目薬を頻繁にさすが効果は薄く、耐え難い場合には携帯洗眼器で目を洗浄。
[鼻水・鼻づまり] 鼻水が1日中滝のよう流れ出て、数十分に1回のペースで鼻をかむ状態。点鼻薬はほとんど効かず。
[他の症状] 咳が時々激しく出る。
[就寝時] 空気清浄機を動かしマスクとアイマスクをして寝ても、喉の痛みと鼻水・鼻づまりが酷く頻繁に夜中目が覚めるため慢性的睡眠不足状態。
今年の症状
[薬の使用] 飲み薬は合計4日間だけ服用、目薬と点鼻薬は数回だけ使用。
[喉の痛み] まったくなし。
[目の痒み] 眼鏡はまったく使用せず。たまに痒くなる程度で耐えれない程ではない。
[鼻水・鼻づまり] 注射後2~3日間と起床後数時間は鼻水が止まらなくなるときがあるが、それを過ぎればたまに鼻水が出る程度。鼻をまったくかまない日もある。外出時はできるだけマスクをするようにしているが、しなくてもそれ程酷い状態にはならない。
[他の症状] 特になし。
[就寝時] 特に何もしていないが花粉症の症状はほとんど出ていない。朝まで目も覚めず熟睡できている(1度だけ朝鼻水がだらだら出て目が覚めたときはあったが)。
※参考:一昨年の花粉症対策、昨年の花粉症の状態
昨年よりも今年の方が花粉の量が多いにも関わらず、今年は明らかに症状が軽くなっている。まだ維持量投与の期間が短く腫れもかなり酷いことから、現時点では最大の効果が出ていないと思われるが、来年は更なる顕著な効果が期待できるだろう。
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