:2024:11/23/23:39 ++ [PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
:2011:05/16/17:26 ++ 辛い辛い初めてづくし
そけい(鼠径)ヘルニアと診断されて2年が経過。
悪化しなければこのままと思ったが、だいぶ病状が進行し、遂に入院を決意。
1. はじめてのていもう
入院当日の午前中に手術準備。具体的には血液採取とていもう...
担当はというと、かなり若めの女性看護士さん。げっ~~!?
2. はじめての脊髄麻酔
麻酔は、背骨の中の脳脊髄液の中へ麻酔薬を注射する脊椎麻酔(腰椎麻酔)。
所要時間20分。のはずが...何度も何度も痛い針を刺されて40分でようやく完了。
3. はじめての手術
麻酔が効いてるから、何も感じないと思ったが大間違い!
お腹が切られるときはほとんど何も感じなかったが...内臓をいじられるとグググゥ~~ッとくるなかなり酷い痛み。自分は時々お腹の調子が凄く悪くなり、貧血で顔は真っ青、痛さで目の前が真っ暗、倒れる寸前になる事があるが、その感覚とよく似ている。局部麻酔だからこうなのか、あるいは持病が出てしまったのか、それは分からない。
けど、今度手術をやる事があったらぜったい全身麻酔にしてもらおう。
予定1時間のところ、倍の2時間かかってようやく手術終了。ちなみに執刀医はまだ経験未熟な若先生。部長先生が横でアドバイスしながらの手術であった。
4. はじめての絶飲食33時間
前日の夜(PM10:30)食事をしてから手術翌日の朝(AM7:30)までの33時間は絶飲食。
お腹はグルグル、喉はカラカラ。隣のベッドからは美味しい匂い。飲まず食わずというのは結構辛いもんだ。
それにしても33時間後の水と食事の旨いこと旨いこと!
5. はじめての入院生活
<入院当日>
脊椎麻酔の場合、手術後安静にしてないと頭痛等の副作用があるとのことで、一晩絶対安静寝たきり状態。
唯一の救いはベッドに横たわって見える窓からの景色。家の近所の病院で、一度登山した金松寺山(右)と天狗岩(左)が綺麗に見える。
ちなみにこの病院、お風呂や屋上からは見える景色は病室以上に最高である。
<入院2日目>
実は入院前から風邪ぎみで咳・痰・鼻水が少しあり心配してたのだが、案の定これが出ると最悪、腹が引き裂ける痛み(すでに引き裂けてんるだが)!この痛みと、自由に寝返りができないことによる腰の痛みでまったく寝ることができず(痛み止めを出してもらわなかったのまずかった)。
朝、お腹の痛みは術後からほとんど変わらず痛いのだが、動けるなら沢山動いた方がいいとの先生の指示。術部表面がくっつくのに48時間かかるらしいが、その前にこんないっぱい動いても大丈夫なのだろうか?
<入院3日目>
朝から頭痛。偏頭痛持ちなのでこいつが出たかな?と思ったが、どうも違う感じ。術後安静にしてたのだが、脊髄麻酔の後遺症が出てきたようだ。
前日は傷口の痛さからお年寄りの様な歩き方であったが、午後からは普通に歩ける程度まで回復。人間の自然治癒力というのは、寝ている間ではなく起きてるときの方が強いのだろうか?
山を眺めながら入院後初めてのシャワーを浴びた。
<入院4日目>
昨日同様、朝から頭痛。まだ後遺症は続いてる様子。だが傷口の痛みは着実に改善してきている。鼻水は軽くなら普通にかむことができ、咳が出たときの腹の痛さも堪えれる程度まで回復してきた。
鎮痛剤を処方し、頭痛がなくなれば自由に歩き回れ、暇を持て余す状態になったため、先生に退院を直訴。本日めでたく退院となった。
あと1~2日自宅療養後、完全社会復帰の予定。
数々の初めてを体験し、健康であること、普通に生活できることが、どんなに幸せで有難いものなのか、ほんの少しだけだが実感することができた。
今の生活ができる体と家族に感謝!〃 ̄∇)ゞアリガトォーーーーーーーーーーーーーーー♪
- +TRACKBACK URL+