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:2012:10/01/06:23 ++ 波田探訪(万葉の小径→歴史の遊歩道→石張り道路)
波田には昔(江戸時代)信濃日光と称される程の規模を持つ「若沢寺(にゃくたくじ)」という寺院があったらしい。そんな歴史のある我町を少し散策してみることにした。
万葉の小径
波田駅からちょっと上、松本市立病院(旧波田総合病院)と波田堰(はたせぎ)の間にある小道は「万葉の小径(まんようのこみち)」と呼ばれ、近所の保育園児のいい散歩コースとなっている。
万葉の小径の入口から数十mにシンボルの水車があり、風情のある道が1.5km程続く。
右手にはのどかな田園風景と上高地線。そして後に聳えるのは金松寺山。
舗装道路に突き当たり左折すれば重要文化財の田村堂がある。
入口の仁王門には二体の仁王像が置かれている。
歴史の遊歩道
田村堂の左側の道を数十m進むと、若沢寺跡1.8km(左折)の看板。
若沢寺跡に続くこの道は「歴史の遊歩道」と言うらしい。
看板に従って進むこと15分、「水澤桂山神社(?)」と書かれた祠。
この辺りから石畳の道となる(この石畳はいつの時代のものだろう?)。
そして数分で若澤寺跡に到着!
残念ながら面影どころか痕跡すらほとんど残ってない。
若澤寺跡の手前にあった案内図の看板。
これによると、「歴史の遊歩道」の終点は盛泉寺(じょうせんじ)というとこらしいが、てっきり若澤寺跡登り口沿いの広い道が「歴史の遊歩道」だと思い込み、通行止めのゲートをくぐって登っていく。
がっ、約30分かけて登ったのに、何もないままついに行き止まり!(T-T)
しかし、良く見ると沢の右横に赤いリボンの結ばれた細い登山道らしき道。
ここは白山(1387m)まで直線距離で500mの場所。もしかしたら白山に続く道かもしれない。ちなみに右は途中唯一の展望のいい場所からの眺め。
若澤寺跡まで引き返し、看板の立つ小道をそのまま真っ直ぐ進んでいくと...
10分程で波田山城跡の看板。やっぱりこれが「歴史の遊歩道」だったんだな。(^^;
波田山城跡に登ってみたが、一応20年前に設置された古いベンチや祠はあるものの、残念ながらかなり荒廃しており見通しも良くなかった。
更に道を5分程進むとみはらし台に到着。まぁ~ちょっとは見晴らせるかな。(^^;
裏参道入口(たぶん盛泉寺に続く)まで650mという看板まで歩いたが、そこからは急な下りとなり、帰りが大変そうなので引き返すことにした。
石張り道路
田村堂から東に真っ直ぐ伸びる参道は石張り道路となっている。
参道沿いの家々は、ほとんど例外なく参道の雰囲気を損なわない様に建物や塀や植木をきちんと整備しており、歴史を感じさせる風情のある道である。
我が家から往復15kmの波田散策。若澤寺跡から先の林道探索は余分だったが、
万葉の小径→田村堂→石張り道路は、雰囲気が良くこれからも時々のんびり歩いてみたいお気に入りのルートとなった。(^^)/
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