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:2009:12/09/07:29 ++ UbuntuのUSB起動ディスク作製でHDDの全データ消失?!
今までPCのHDDの破壊対策について何度か述べてきたが、非常事態に対する備えは多いに越したことがない。
ちょっと前ある雑誌でUSBでOSが起動できることを知ったが、もしこれがあれば、HDDの動作がおかしくなった際、USBでPCを起動し、HDDのデータのバックアップをとったり、スキャンディスクで不良セクタを修復することもできるだろう。
そこでノートPC用のUSB起動ディスクを作製することにした。
USBメモリには、PCのOSと同じWindowsXPや、WindowsXPをコンパクトにしたWindowsPEをインストールすることも可能らしいが、ちょっと面倒そうなので、一番簡単そうなLinux系のウブントゥ(Ubuntu)を入れてみることにした。
こちらを参考に作業開始。
●FDDがないパソコンでUSB起動ディスクを作る準備(仮想FDDの作製)
・Virtual Floppy Driveをダウンロードし実行
・ドライバ/開始→ドライブ0/変更→ドライブ文字(ex.A)を選択→OK
・開く/新規開始→作製
・Aドライブを右クリック→フォーマット→MS-DOSの起動ディスクを作成する→開始
→仮想FDD(Aドライブ)に起動ディスクに必要なシステムファイルがコピーされる
●USB起動ディスクの作製
・HP USB Disk Storage Format Toolをダウンロードし実行
・Device=USBメモリのドライブ選択
・Create a DOS startup disk=チェック→仮想FDD(Aドライブ)を指定
→Start→USBメモリに起動ディスクに必要なシステムファイルがコピーされる
PCの設定をUSBメモリ起動に変更
・PCを再起動しF8でBIOS設定画面を立ち上げる
・起動デバイスのUSB HDDの優先順位を上げる
あれっ?起動デバイス順位の選択肢にはUSB が見当たらない!
PCがBIOSレベルでUSBデバイスを認識できなければUSBブートは出来ないらしいが、もしかしたら我がノートPC(FMV-BIBLO LOOX T75L)は、そのダメなPCなのかもしれない。(T-T)
一応USBメモリを差込みシステムの再起動を試みるがやはりUSB起動は不発。
もう一つのUSBブートが出来ない原因として、USBメモリ自体がブートに対応していない事が考えられる(これはやってみなければ分からないらしい)。そこで我家のメインPCでもUSBメモリ起動を試してみることにした。
●デスクトップPCでの悪夢
まず、ノートPCのときと同様、Virtual Floppy Driveで仮想FDDを作製
※デスクトップPCはFDDを持ってるため、この手順は不要?
次に、HP USB Disk Storage Format ToolでUSB起動ディスクを作製。
Startボタンをクリック....あれっ、エラー?
えっ、DeviceがUSBじゃなくて250GBの外付HDDになってるじゃん!
(Deviceはデフォルトの状態でデバイスの確認を怠った)
外付HDDをUSBメモリと決めつけ(当然か)、書き込もうとして失敗したらしい。
んっ?ということは...まさかHDDのデータが消えちゃった?!
HDDドライブをエクスプローラで確認。すると...あったはずのファイルやディレクトリが一つも表示されず、「フォーマットしますか?」のメッセージ。
やっちまった!HDDのデータが一瞬にして消えてしまった!
10年分の家族の写真、撮り貯めたビデオ動画、掻き集めた電子コミック等々...
頭の中が真っ白。血の気が引いていくのが分かる。どうしよう...
でも、もしかしたら復旧の方法があるかもしれない。数分間の放心状態からようやく立ち直りWebを検索。すると...
試す価値のありそうなフリーのツールを見つけることができた。
次に続く...
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