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nOnのなんでも情報館Blog

上越の釣り・携帯・PDA・パソコン・テニス・ギター・デジカメ・旅行・オートキャンプ・DIY等々、日常の話題からちょっとマニアックな裏技・裏情報まで、読んで楽し、知ってお得、やって便利な情報を提供する「nOnのなんでも情報館」です。皆さんからの様々な情報もお待ちしてます。
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:2017:10/14/07:27  ++  セカンドライフの準備<別宅地の建物の検討⑤(スウェーデンログハウスのミニログハウスのその後)>

前記事(スウェーデンログハウスのミニログハウス)のその後の話

2017年5月、スウェーデンログハウスさんから、私が希望していた5坪モデルに近いプラン<16㎡(4.85坪)+ロフトモデル>を正式にリトアニアの工場で見積もって貰ったとの連絡が入った。

がっ、その価格がなんと驚愕の297万円(税込)!!
え~|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ~~!?
以前見積もって頂いた暫定価格(156万円)のほぼ倍の価格である。

なんでそうなってしまったのか!?
根本的違いは、前回がスウェーデン製なのに対し今回はリトアニア製。
だがその違いも含め暫定価格を算出頂いたはずだったのだが...

スウェーデンログハウスさんにその理由を聞き、
なぜここまで値上りしてしまったのかを以下にまとめてみた。
 
<前回見積内訳>
■9.9m2ロフト5.4m2モデル(スウェーデンEkenas社製)

○図面

○キット価格:976900円
○陸送費:63000円
○仮設基礎:150000円
○建築組立工事:252000円
○消費税:115352円
◎合計:1557252円

<今回見積内訳>
■16m2ロフト10m2モデル(リトアニアkonvesta社製)
○図面

○キット価格:1917500円
○陸送費:63000円
○仮設基礎:250000円
○建築組立工事:520000円
○消費税:220040円
◎合計:2970540円

最も差が大きいのはキット価格。
平米数の増加がコストUpの理由であるのは確かなので、平米数が同じ9.9m2の場合の価格を単純計算してみると1186000円
(=1917500*9.9/16、※ロフトの広さは計算から省く)

確かにこれが一番大きく効いてるっぽい。
だが残りの約20万円の差はどこからくるのか?
それはスウェーデン製とリトアニア製の仕様の違いが大きいらしい。

<スウェーデン製とリトアニア製の違い>
■仕様の高級化
○天井板の違い
[ス] 屋根の野地板が室内の天井板を兼ねる
[リ] 内外の天井板を標準セット
○ベランダの広さとロフト仕様の違い
[ス] ベランダの出幅1000mm、
[リ] ベランダの出幅1200mm、ベランダの上もロフト
■その他
○材料費の高騰
[ス] 4年前の見積り→材料費が安い
[リ] 今現在の見積り→材料費が高い
○大量生産品/注文生産品の違い
[ス] 大量生産品(規格品仕様)
[リ] 注文生産品(注文製作扱い)

キット価格以外を見ても、仮設基礎が150000円から250000円と100000円のUp、建築組立工事が252000円から520000円と268000円のUpとなっているが、これらは作業費用の見積違いがその理由とのこと。
[前回] 作業費用を18000円/日で見積り+遠方作業考慮不足
[今回] 作業費用を20000円/日で見積り+遠方作業考慮

更にこれ以外にも、4年前から輸送費コストの値上がりや海上輸送のコンテナ料の値上りもあるらしい(今回見積りから更に陸送費がUpする?)。

尚、前回記事で記載した「価格は据え置きでログ厚を90mmにUpできるらしい」という情報は間違いで、今回のリトアニアkonvesta社製はログ厚70mmの仕様となっている。

以上を踏まえ、
今後の前回提示額に近い価格実現の可能性を考える

1.リトアニアにスウェーデン製と全く同じ仕様の見積りを依頼する
リトアニアkonvesta社がこの仕様変更を受け入れてくれることが前提となるが(断られる可能性あり)、その場合のTotal予想額は...
○キット価格:1186000円
○陸送費:63000円
○仮設基礎:155000円 (250000*9.9/16)
○建築組立工事:322000円 (520000*9.9/16)
○消費税:138080円
◎合計:1864080円

2.スウェーデンとの取引を継続してもらい再見積もりを取る
スウェーデンEkenas社との取引が継続でき、価格据え置きであった場合を想定すると、そのTotal予想額は...
○キット価格:976900円
○陸送費:63000円
○仮設基礎:155000円 (250000*9.9/16)
○建築組立工事:322000円 (520000*9.9/16)
○消費税:121352円
◎合計:1638252円

だがこれらは2つ共、もしもを前提にした空想論であり、実現の可能性はかなり低いと思われる。

残念だが夢のお城の建設は振り出しに戻ったかな...(T-T)

最後に、今回の見積額Upは、スウェーデンログハウスさんの故意によるものではなく、逆にできるだけ安くしてあげたいという厚意が裏目に出てしまった結果であり、その点は理解し感謝していることを付け加えておく。
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:2017:06/04/20:52  ++  カセットガスボンベ式 刈払機(ニチネン ガスカル GKC-2)で楽々草刈り!?

別宅地のVillaプレイス小船津浜。建物を建ててなくても、敷地のメンテナンス(定期的な草刈り)は所有者の義務である。

ということで、草刈機(刈払機)を購入する事に。

刈払機にはガソリンを使うエンジン式(2スト/4スト)と、電気を使うバッテリー式とがある(AC電源式は刈払機を使う場所に電源が無いためNG)。

エンジン式はパワーはあるが、プラグがかぶってエンジンが掛からなかったり、長期間使用しない場合燃料を抜き取る必要があったりと、使う上で色々と気を使う必要があり若干面倒。それに対しバッテリー式は、日々特別なメンテナンスをしなくても安定に動作してくれるが、エンジン式と比べるとパワーが劣り、バッテリー容量に限りがあるため長時間使用ができない。

どちらも一長一短で、どちらにするか決め兼ねていたのだが、そんな時カセットガスボンベ式 の刈払機がある事を知った。

カセットボンベ式は、エンジン式の様に油やガソリンで手が汚れることがなく、メンテナンスが悪いとエンジンがかり難いということもないらしい。カセットボンベの準備が十分なら手軽に何時間でも使えてしまうという、まさに良いこと尽くめである。

価格もボンベが3本付いて17000円(ニチネン ガスカル GKC-2)とリーズナブル。となれば買うしかないでしょ!

そして購入1ヶ月後...
ガスカルを持っていざVillaプレイス小船津浜の草刈りへ!

出発前に一度簡単な組立と動作確認もやって問題なかったし、
「軽く終わらて釣りにでも行くかっ!」と安易に考えていたのだが...


な、な、なんと、 エンジンがかからない!!!

1、2度はかかるがすぐ止まってしまい、そしてなぜかその後はリコイルスタータを何度引っ張ってもかからない。しまいにはなんと、紐の引っ張りすぎで指の皮が剥けてしまった。(T-T)

わざわざ150km離れた場所までやって来て、何もせずに帰るはめになるのか!?

とその時、近くから刈払機のエンジン音が!?
なんと偶然お隣さんが草刈りをやってるではないか!
事情を話すと快く刈払機を貸してくれ、更には草刈りのコツまで教えてくれた。
なんとお優しいお方。本当ありがとうございました!m(_ _)m

家に戻ってメーカーに電話をし今回の不具合の状況を話すと、装置を着払いで送れば、不具合の調査と装置の調整をやってくれるとのこと。日本のちゃんとしたメーカー製でよかった!中華製だと絶対こういう対応はしないだろうからな。

でもまだ製品が戻ってきてないから安心できないけどね。(^^;

:2017:01/08/11:41  ++  セカンドライフの準備<別宅地の建物の検討④(スウェーデンログハウスのミニログハウス)>

ログハウスを建ててくれる業者を探してGoogle検索

最初「上越市 ログハウス 建設」で検索をかけるがミニログを扱う業者が見つからず、「長野県 ログハウス 建設」で再検索。すると6社のログハウス業者ががヒット(BIGBOX、BESS、TALO、スウェーデンログハウス、HONKA、マルアサ工房)し、このうちミニログを扱うのはBIGBOXとスウェーデンログハウスの2社(HP情報)であった。

BIGBOXは既に調査済みで、残るはスウェーデンログハウスのみ。

で、ここの所在地を調べてみると、なんと自宅のすぐ近く(車で20分)ということが判明! しかもよく通る道沿いで、通る度に「何をやってる店なんだろう?」と気になっていた所だった。まさに灯台下暗し。(^^; 

さっそくコンタクトを取り、伺って詳しく話を聞いてみたところ...

社長の残間さんは、建設業に携わる中ログハウスに惹かれ専門の会社を設立。安曇野に移って16年、HAMAフラワーパーク安曇野のガーデンハウスをはじめ、経験と実績が豊富で、ログハウスに関する技術(知識)も高いことが分かった。

~スウェーデンログハウスのこだわり技術の一例~
【ルーフィング(防水シート)とアスファルトシングル(屋根材)】
○標準的ルーフィング材・・・アスファルトルーフィング940(田島ルーフィング)
⇒大手メーカー等で特に事前説明がない限りこれを使用。約10年で大幅に耐久性能が低下
○耐久性の高いルーフィング材・・・改質ゴムアスファルトルーフィング
⇒従来のアスファルトルーフィングと比べ寿命が長い(20~30年)
○最高品質のルーフィング材・・・マスタールーフィング
⇒60年近い耐久性
〈一般的な工法〉
○ルーフィングをタッカー(ホッチキスの芯)で野地板(屋根合板)に貼った後、
 スリットが交互に千鳥模様となる様、アスファルトシングルを貼り付けていく
(シングルの裏面の一部にシングルセメントを塗り、貼付け後はシングル釘で止める)
⇒タッカー打ち、セメント塗り、釘打ち等の技術(位置、面積)で劣化や雨漏り発生
《スウェーデンログハウスの工法》
○スウェーデン製のアスファルトシングル材を使用
⇒下地の防水フェルト不要。一度貼ったら絶対剥がれない強さで半永久的な耐久性

【ログ材】
〈一般的ログ材〉
○JAS規格19%以下のログ材
《スウェーデンログハウスのログ材》
○スウェーデン産の北欧パイン材を使用
⇒強度は木曽檜にも勝り、シロアリも歯が立たないというほど堅い
○年輪密度(繊維密度)が高く安定した同心円
⇒亀裂や歪曲が極少の良質材
○樹齢90年から100年位の木材で、水分含有量を1年かけて13~15%程度に下げたもの使用
⇒亀裂・歪曲・セトリング(縮み率)などの劣化が少なく高寿命・高耐久
⇒セトリング率0.5%程度(壁全体の高さに対し約1~2cm程度の縮みで2年次以降はほぼ無し)
○すべて芯去り材を使用
⇒芯持ち材に比べて、経年変形が少なく強度が高い
※参考:ログハウスの材料

【ログの組付け技術】
〈一般的なログ組付け方法〉
○雨水が毛細管現象により屋内へ侵入するのを防ぐため、ログの重なり部にパッキンやコーキングを詰める(それを行わないログハウスは、必ず不良な欠陥が現れる)
《スウェーデンログハウスのログ組付け方法》
○ログの組付け部分に僅かな出っ張りを持つことでログとログの間に約3mmほどの隙間ができ、それによって雨水が全て切れて落ちる(ギュンナルソンログ:スウェーデンで特許)特殊構造のためパッキンもコーキングも一切不要
⇒メンテ不要で家の寿命が大幅に延びる

【土台部分の防腐処理】
〈一般的な土台の防腐処理〉
○土台の施工会社による(施工会社次第)
《スウェーデンログハウスの土台の防腐処理》
○土台もスウェーデンログハウス責任で施工(施工業者に指示・監督)
○「シロアリも歯が立たない!」程堅い木材だが、加えて欧州で最も信頼性が高い加圧浸透処理を床フレーム材とデッキ板材に施している(無公害の木材保護剤で人体や環境にも優しい)

☆ログハウスの種類について(参考)☆
・丸太をほぼそのまま使う⇒丸ログ(カナディアンスタイル)
・丸太の四辺を取り四角く製材⇒角ログ(ヨーロピアンスタイル)
・外側は丸、内側は平ら⇒Dログ(アメリカンスタイル)
⇒角ログが最もメンテナンス性に優れセトリングや歪曲等の劣化が少ない

※こだわり技術の詳細はスウェーデンログハウスのHP参照。

残間社長のログハウスへに対する情熱(こだわり)を肌で感じ、だんだんスウェーデンログハウスさんに夢のお城の建設を任せたいという気持ちになってきたのだが...
あと肝心且つ最大の決め手は費用である。

ラッキーにも丁度「ミニログモデル30%OFFセール中!」
単純計算すると10m2のEkenaログハウス(70mm厚)はキットで85.4万円程(122*0.7)になるが、土台や施工も含めすべてお任せした場合(電気・水道なし)どのくらいになるのだろうか?

      

上越のVillaプレイス小船津浜での建築を前提に、陸送費、簡易基礎、建築組立工事を含めたお任せ込み込み価格を見積もって頂いた。

その結果は、なんと139万円(税込)! (ロフト追加仕様は156万)
嬉しい事に自分の懐具合から考えてなんとか許容できる範囲内である。

ただ現在輸入先の変更(スウェーデン→リトアニア)を検討中という事と、現時点で運搬費が正確に見積もれないという事から、これはあくまでも暫定参考価格になるが...
ちなみに、リトアニアになっても仕様は同じ(クオリティーは従前のスウェーデン産のものと比べ全く遜色はないのに価格は大幅に安くなり、そのお陰で価格は据え置きでログ厚を90mmにUpできるらしい→同等スペックどころかスペックUpになる)でほぼ同じ値段で提供できるとの事。

当初10m2のEkenaログハウスで検討していたが、平米数と関係なく建築確認申請が必要な事から、もう一回り大きい15m2のロフトタイプに気持ちが傾きつつあり、現在スウェーデンログハウスさんに見積りを依頼中である。

スウェーデンログハウスさんは、正直非常に小さな会社ではあるが、その分小回りと融通が効き、顧客を大事にする意識も高い様に感じた。それはすなわち、建ててしまえば終わりというその場限りの付き合いではなく、大切な建物を長期的に維持するためのアドバイスやアシストの信頼できるパートナーに成り得るということである。

最後に残間社長のNOT利殖優先の心意気に感謝すると共に今後の更なる繋がりを願いたい。(^-^)

:2016:12/09/05:31  ++  セカンドライフの準備<別宅地の建物の検討③(BIGBOXのミニログハウス)>

ログハウス販売で1、2を争う有名処のビッグボックス(BIGBOX)

ここは本格的ログハウスの他にミニログハウスも取り扱っており種類も豊富。基本はセルフビルドユーザーを対象としたキット販売だが必要に応じて施工も行っていると言う。

<BIGBOXのミニログハウスキット※小型モデル抜粋>
1.コスカ-A(KOSKA-A):価格(税抜)=658000円 ※ベランダ有タイプ
材厚=50x135mm、総床面積=9.57m2、総面積=12.47m2、セルフビルド=9日/2人
2.コスカ-C(KOSKA-C):価格(税抜)=748000円 ※ベランダ無タイプ
材厚=50x135mm、総床面積=12.47m2、総面積=12.47m2、セルフビルド=9日/2人
3.シエル(SIELU):価格(税抜)=1,142000/1,418000円
材厚=50/75x135mm、総床面積=15.39m2、総面積=20.20m2、セルフビルド=11日/3人
※総床面積内訳:1F=9.99m2/ロフト=5.40m2
4.メリ-A(MERI-A):価格(税抜)=1,043000/1,340000円 ※ベランダ有タイプ
材厚=50/75x135mm、総床面積=15.84m2、総面積=20.64m2、セルフビルド=10日/3人
5.メリ-B(MERI-B):価格(税抜)=1,188000/1,474000円 ※ベランダ無タイプ
材厚=50/75x135mm、総床面積=20.64m2、総面積=20.64m2、セルフビルド=10日/3人
※基礎一式、ルーフィング、防腐防蟻材、塗料、コーキング材はセットに含まない

事前に調べたビッグボックスの施工情報は以下の通り。
[ビッグボックスQ&A情報]
大工を施工支援で派遣してもらった場合、1日あたり2.4~2.5万円
→シエルの場合:約80万円(推定値) ※セルフビルド期間=大工施工期間とした場合
材工一式の価格はキットのおよそ2倍くらいが目安(メリA-75mmの場合)
トイレ、お風呂、洗面を設置した場合、およそ500万円ほどかかる
・国土交通省の方針は『基礎のあるなしや構造材として何を使用しているかにかかわらず、人が出入りして使うのなら建築確認申請を通しなさい』というもの
丸太組基準法では確認申請に適応するのはログ材の断面積が105cm2以上ある条件
これに該当するBIGBOXのログサイズは角ログで75mm以上、楕円ログで140mm以上
[ユーザ情報]
施工してもらった場合、基礎から塗装まで(電気工事含める)キット価格の2.2~2.5倍
→シエル(75mm)の場合:141.8万円×2.35=333万円(推定値)

上記情報から施工費はほぼ分かっていたが、念のためビッグボックにメールで問い合わせてみた。尚、この問い合わせの時点では「土地に定着していなければ建築物と見なされず確認申請が不要になる可能性がある」と思っていた(実はそうじゃなかったが→前回の記事参照)。

ビッグボックスへの問い合わせ内容
・コスカ-A、あるいはシエルの場合、施工費はどのくらい?
※(実際に建てる場所を考慮し、基礎や材料運搬費も込みの総額
・基礎は土地に固定しない方法(ブロック等の上に載せる)を取る事も可能か?
・建築確認申請費(コスカ-Aやシエルの場合)はいくらぐらい?

これに対しビッグボックスは私が住んでいる松本市の代理店から連絡するという回答。

ところが、地元代理店からの連絡は一向に無し。こちらから連絡し、時間を指定し折り返し電話する様お願いするが、その時間になっても連絡をくれない。
少し前に一度話を聞こうと実際に代理店がある場所に行ってみたことがあるが土曜日だというのに担当者は不在。この代理店、商売っ気があまり無いのだろうか?

どうにか代理店の担当者と連絡が取れ、聞きとり調査を行った結果は以下の通り。
シェル(75mm)の施工費は150~200万(塗装や基礎高さで異なる)
・上下水道や電気工事を行う場合別途費用が発生:水道60万~、電気20万~、下水?
遠地の施工なので作業者の宿泊費が必要→シエルの場合:約15万円(推定)
  ※セルフビルド期間=大工施工期間、0.5万/泊・人とした場合
  →代理店同士の繋がりは全くなく上越の代理店(施工者)を紹介するという考えなし
パイン材厚は50mmだと雪の重さに耐えられないため、75mm以上必要
・コスカ(75mm)だと80~100万(←50mmしかないから雪国ではNG?)
建築確認費用は30~35万円
パイン材厚が75mm以上でないと建築確認がとれない

電話での受け答えの雰囲気と話の内容から、あまり信頼できる様に思えなかったが、
極め付けは以下の質問に対する回答。

「都市計画地域の更地に10m2未満の建物を建てる場合でも建築確認申請は必要ですよね?」→必要ありません(キッパリ)。
「間違いないですか?」と念を押しても答えは変わらず(自信たっぷり)

このときには既に前回記事の情報を入手済みであった為、この回答にはビックリ!
この人(代理店)は信じられない...

後日この件をビッグボックスに報告し確認したところ、この回答は間違いで確認申請は必要との事だった。ということは...
ビッグボックスで取り扱っている最小タイプのミニログ「コスカ」は、降雪が少なく、母屋のある場所での使用を想定した(更地に単独で建てる事はできない)限定された条件でのみ使える建物という事になってしまう。

こんな使い方をする人は稀なのかな? まっ、滅多にいないか。(^^;

:2016:12/03/18:40  ++  セカンドライフの準備<別宅地の建物の検討②(小屋建設の注意点)>

土地に小屋を建てる場合、
・土地に定着していない場合、建築物と見なされない
・床面積が10m2以内の建築物であれば、お役所に申請しなくても建設できる
と思い込んでいたのだが...

実は大きな間違い(というか建築基準が変わった!?)
であったようだ。

Kライフ研究所さんの記事を一部引用(若干表現を変更)させて頂くと...

■ 最近の建築基準の変遷
●建築基準法(第2条第一号)の建築物の定義は次の通り
・土地に定着し、屋根及び柱若しくは壁を有し、建築設備を含むもの

●しかし平成元年の通達でコンテナも使い方次第で建築物と判断される
様になった
・コンテナのカラオケBoxの使用は「その形態及び使用の実態から建築物に該当」
・コンテナを基礎に緊結しコンテナに作用外力を安全に地盤に伝える事

★この通達を広く一般的に解釈すると、コンテナに限らず小屋やプレハブでも、建築物としての形態(居室)と使用の実態(居室として使用)があれば建築物であり、土地に固定しなければならない
※ログハウスメーカーのQ&Aでも、「国土交通省の方針は『基礎のあるなしや構造材として何を使用しているかにかかわらず、人が出入りして使うのなら建築確認申請を通しなさい』というものです。」と書かれている

●平成16年の通達では「倉庫として設置され継続的に使用し随時かつ任意に移動できないコンテナは、形態及び使用の実態から建築物に該当する」とされた

●平成26年の通達は、「コンテナを利用した建築物に係る違反対策の徹底について」で、先の二つの通達の周知と徹底、パトロールによる早期発見等を求めている
・違反例も示され、コンテナを土地(基礎)に固定していないことを問題視
・大阪のHPに「建築物は確認申請が必要で確認済証がないと設置できない」事が掲載

●今後この通達が厳密運用された場合、車輪の有無に関係なく「随時に任意に移動」出来ない構造物は建築物と見なされ、強制的に土地に固定させられる事になるかもしれない

トレーラーハウスも「随時かつ任意に移動できない」建築物的用途物と見なされ「建築物だから土地に固定しろ」と言われる可能性が高い

居室として使用する小屋を建てた場合、土地の定着とは無関係に建築物と判断されるのであれば、今検討している別宅地の建物はどんな種類、どんな作り方をしても建築物と見なされる事になるため、建築確認申請を行い確認済証をもらう必要がある。すなわ審査に合格する建物でなければ建てることができない(一般住宅と同じ)という事になる。

次に建築確認申請について調べてみると...
suumoジャーナルさんの記事を引用)

■ 建築確認申請が必要かどうかのチェックポイント
(1)「都市計画区域」か「都市計画区域外」か
まずは小屋を建てる土地が「都市計画区域外」の場合、確認申請は不要だ。「都市計画区域」や、都市計画区域外でも「準都市計画区域」に指定されている区域の場合は、以下を確認しよう。
⇒都市計画区域(第一種住居地域)なので(2)以下を確認

(2)「更地に小屋のみを新築」か「母屋が建っている土地に小屋を増築」か
更地に小屋を「新築する」場合は、確認申請が必要。すでに住宅(母屋)が建っている土地に小屋を増築する場合は、次の(3)・(4)・(5)を確認しよう。
⇒更地に小屋を新築するので確認申請が必要!

(3)土地は「防火地域・準防火地域」か
小屋を建てる土地が防火地域・準防火地域に指定されている場合は、確認申請を出す必要がある。さらに、小屋であっても防火地域・準防火地域の基準を満たす不燃仕様が求められる。

(4)小屋は「10m2」を超えるか
防火地域・準防火地域でない地域で、10m2以内の小屋の増築なら確認申請をしなくても建てられる。

(5)土地の「用途地域は無指定」か
最後に、防火地域・準防火地域でなく、10m2を超える小屋を建てたい人は、土地の用途地域が無指定であれば、床面積にかかわらず確認申請はなしで建てられる。首都圏でも郊外に出れば無指定エリアもある。

ということで、10m2以内であれば建築確認申請が不要というのは思い違いであった。(^^;

実は「とりあえず安くてちゃっちいキットハウスをセルフビルドで作ってみる」という構想も一つの選択肢としてあったのだが、残念ながら今回の調査によりあえなく崩れてしまった。(^^;

また前回記事の「中古のミニログをトレーラーで運んで設置する」のも、きちんとした基礎に設置しても建物自体が基準を満たしておらず建築確認申請が通らなかった可能性が高い

結局、それなりにちゃんとした建物じゃないと建てられないって事なんだよなぁ~
高強度の建物&基礎が必要→お金がかかる→夢が遠のく→悲しい・・・(T-T)

~おまけ(固定資産税について)~
固定資産は土地への定着性があるかどうかで判断されるため、基礎をつくって建てると家屋となって固定資産税がかかるが、ブロックのような簡単なものの上に置かれている場合は構築物となり固定資産税の対象とならない→Villaプレイス小船津浜は家屋になるので固定資産税がかかる(T-T)